最悪最低の名前のロックバンドーRapeman

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 最近続けてブログを更新していると、やはりアクセス数は伸びるねー。ちょっと面白い。しかも足跡を見てみると、最新の投稿じゃなく、古い記事が読まれている事が分かる。いったいどういう人が読んでいるんだろうね? オレの知り合いなのか? はたまた、たまたまこんな場末のブログにたどり着いた世捨て人なのか知らないが、何かコメントを残してもらえると一寸嬉しい今日この頃。
 昨年末に犬がアジソン病になっちまって、毎月の薬代が2万円弱かかっていた。こないだ血液検査をした結果、薬の量を5割ほど増やされてしまった。これで月の薬代は2萬5千圓を超えてしまう。辛いね。右にオレお薦めのアフィが少しあるので、何か買ってくれるとオレの家計エイドになるので嬉しい。 ←結構切実

 昨日は珍しく超メジャーなバンドについて書いたと思ったら、早速これだよ。ということで、これまでにいろんなロックバンドを聞いてきたけれども、結構酷い名前のバンドが居たりする。やっぱりパンク系に、「それって最低!」って云いたくなるバンドが多いな。日本だと、原爆オナニーズ、赤痢、村八分、外道、暴力温泉芸者なんてのもあったなぁ。

 海外に目を向けると、高校生時代に佐々木君から教えてもらったSex Gang Childrenは生まれて初めて聞いた渾沌パンク。これでちょっと人生狂わされたね。他にはSex Pistolsなんて、今じゃもうちっとも過激な名前に聞こえない。Stormtroopers Of Deathなんか、かっこ良い響きだよ。それとAnthraxも意味を知れば酷いバンド名だ(炭疽菌だよ)。

 そんな中ダントツに酷いと思うのが、「Rapeman」だろう。実際にこのバンドがライブをしようとしたら、バンド名に抗議した観客(それも客と言えるのか?)が暴れ出して暴動が起こったなんて逸話が残っている。

 RapemanがSonic Youthと対バンしたときに、Kim Gordon's panties(KimはSonic Youthのベース)と云う歌を歌ってThurston Moore(Sonic youthのメンバーでKimの旦那さん)を怒らせ、RapemanのSteve Albiniがステージ上でボコボコにされたと云う話も残っている。そんな騒動だらけのバンド。名前は禍の元だね。
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↑こいつらがRapemanだ! お巡りさん、逮捕して下さい!
 
 そんなRapeman、いったいどんな音かと言うと、神経質なノイジーなギターに、絶叫型のボーカル。ロックの表街道なんか絶対に歩けない、アングラな音。こんなバンドがビルボードのトップ200に入ろうものなら、世界は一寸だけ良くなるかもな。
 で、このバンド、これが意外なくらいにノリノリで、良い曲が多いんだな。Sex Gang Childrenとは大違い。アナーキー、渾沌、ノイジー、だけど精神病院一歩手前でとどまっているような音。

Just got paid/ Rapeman

 当時音楽雑誌でそのセンセーショナルなバンド名を知り、音も聞かずにLPレコードを買ってしまったよ。1988年〜89年の事だったかな。その当時もう既にレコードプレーヤーは持っていなかったから、大学の同級生の後藤君の家でカセットにダビングしてもらった。後藤君の部屋から1階に降りる時に、寝ぼけて足を滑らして1m位階段を落ちてしまった。後藤君のお母さんにこれで一発で顔と名前を覚えてもらったよ。

Trouser Minnow / Rapeman

 その音にブッたまげたオレなのだが、ぴあをチェックしていたら、なんとRapemanが来日すると書いてあった。場所は新宿ロフト。これは何がなんでもこのロックの最前線の音を体験しなければならないと、決意したものだ。が、いつまで経ってもチケット販売が無い。そのうち音楽雑誌にたった数行の記事で、Rapemanが解散した事を知る。

Hated Chinese / Rapeman

Up beat / Rapeman
Up beatと云っても九州のロックバンドの事ではありません

 バンドの中心人物Steve Albiniの名を再び目にしたのはその数年後。Nirvanaの2ndアルバムのプロデューサーとしてだった。

 ブログの訪問者に、何か足跡を残してくれなんて云っておいて、Rapemanだもんね。これじゃなんも反応ないぞ。

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# by kararachan | 2018-04-18 16:39 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

Motherの収録されていないThe Policeのsynchronicityなんて……

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 多くの人がsynchronicityが最高傑作だと大絶賛する。だけどもその評価にオレは何か違和感を感じる。これはThe Policeの最高傑作じゃなくて、最高に売れたアルバムだろう。
 そんなsynchronicityをつい先日やっとCDで買い直した。デジタル配信の時代だけども、おじさんはCDで買っちゃうわけだよ。

 このアルバムが発表されたのは、1983年。オレが高校一年生の時。当時は言うまでも無くLPレコードの時代だった。何度もレコードを聞くとすり減って音が悪くなるんで、オレはカセットテープにアルバムをダビングして聞いていたよ。

 やがて時代はレコードからCDの時代に移り変わり、カセットテープも殆ど聞かなくなって、LPレコードで買っていたアルバムはどんどんCDに買い直していた。当初はちょっともったいない気がしていたんだけど、カセットで聞いていと、A面B面をひっくり返すのがとっても面倒になってきたのだ。
 そんな訳で、中高生時代に良く聞いていたアルバムはCDに置き換わっていった。その中で何故かこのsynchronicityだけは今に至るまで買ってなかったんだな。1stのOutlandos d'Amour 、2ndのReggatta de Blancは、もちろんもう10数年前にはCDで買っていた。なのに何でこれだけ今まで買わなかったんだろうね。自分でも不思議だ。LPでは一番聞いていたかもしれない。

synchronicity2 / The Police


Wrap around your finger / The Police


 これらのビデオなんかわざわざ貼るまでもないくらいにメジャーで有り触れて居るけど、しばらくぶりに見ると懐かしいね。深夜眠い目をこすってMTVを見ていた時の事を思い出すよ。

 さてこのsynchronicityだけども、ダレもが口を開けばThe Policeの最高傑作だの、頂点だのと大絶賛するんだけども、どうもオレはその意見には違和感を感じる。そりゃあ、曲も粒ぞろい、音だってすごく良い。演奏もどの曲も実に丁寧に作られている。Stingの作曲家としての能力も頂点を極めた瞬間がここに記録されている。
 でも、何だかこのアルバム空虚なんだよね。一言で言うと、「氣」がちっとも充実していない。何だか寒々しているんだ。レコーディング時にメンバーが一緒にスタジオに入らなかったとか、そんな話を雑誌で読んだ気がする。(これ未確認ね。オレの記憶間違いかもしれない)ともかく、険悪な雰囲気で作られた事は間違い無い。そんな冷たい空虚さが、このアルバムから感じられるんだよ。それに対して、1stや2ndは、はち切れんばかりの「熱氣」が音の1つ1つに満ち満ちている。氣功術では取り込んだ氣を、最後には収功といって氣を納めなければならない。synchronicityはバンドとしての収功なのかもしれない。

 そんなわけで、これは間違いなく傑作アルバムなんだけども、オレにはそれ以前のアルバムに比べるとどうしても面白くない。1stの2ndの勢いや、粗っぽさ、そういったエグミがアルバムの面白だと思うんだよ。このアルバムにはそれがかけている。だけれども、、、、、
 春にそちこちに出てくるフキノトウ。そのフキノトウは苦味が良いんだよね。苦味のない、まるで水菜みたいな味のフキノトウだったら、誰も食べようなんて思わないだろう。そう、このsynchronicity、なんだか上品にでき過ぎて、アクが、苦味の無いフキノトウみたいなんだよ。

 話変わって、このアルバムが出た当時、クラスメートとの会話で、「synchronicityさぁ、A面4曲目のMotherって曲、あれはなんなんだ?」 って良く云われていた。「あの曲さえなければ傑作アルバムなのに」「あの1曲がこのアルバムを台無しにしている」とも。とっても酷評されるか、全く無視されて、聞く時もスキップされてしまうのがMother。まるでJohn LennonのDouble Fantasyの小野洋子の曲のような扱いだ。確かに小野洋子の曲を省いて聞くとDouble Fantasyの印象ががらりと変わる。
 そんな酷評だらけのMother。これはAndy Summers師匠の作曲、歌唱曲。ベースのリフも実に単純だから、ひょっとしたら他のメンバーは手伝ってくれなくて、全部1人で演奏したのかもしれない。

 実はこの曲がオレにとっては一番のお気に入りなのだ。曲の出だしを聞いただけでにんまりしてしまう。The Policeのアルバムを聞いていて、突然Robert Frippの世界に突入しちゃうのだ。笑わないわけが無い。
 1982年に「I Advance Masked」というFripp & Summersのコラボ作品があって、その影響がThe Policeに持ち込まれた、Frippに汚染されたのが、この曲Mother。

 昔読んだロック雑誌のインタビューに意外な事が書かれていた。80年代King Crimsonのあの印象的なギターリフは、Andy Summersの弾くギターにヒントを得たなんて言う話。ちょっと探してみたけれども、オレの記憶を裏付ける記事が見つからないが、そんな事が書かれていた。
 そんな訳でAndy SummersとRobert Frippの2人がお互いがお互いに影響を与えて、80年代King Crimsonやsynchronicityを生んだのかと思うと面白いよね。

 みんなから毛嫌いされるこのMotherこそ、このアルバムの苦味なのだ。この曲がなければ、水菜みたいなエグミの無い味のフキノトウになってしまうのだ。この曲こそがsynchronicityの救いなのだ。だから、この曲をスキップして聞いてはいけない。可能なら正座して聞きなさい!

Mother / The Police

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# by kararachan | 2018-04-17 17:18 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

George WinstonーTHE MUSIC OF THE DOORSー The Doorsの曲がイージーリスニングになったら……

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 最近何故かThe Doorsの音楽ばっかり聴いている。自然と彼らのCDを手に取ってしまうのだ。The Doorsはオレが中学生の時に出会ったので、もう35年以上の付き合いだ。数少ないオレが敬愛しているアメリカンロックバンドがThe Doors。

 女房と結婚して今年で11年目になる。彼女が結婚の時に持ち込んだCDは150枚ほどあって、オレのライブラリーと統合したので、CD棚には知らないアルバムがずいぶんある。
 先日何かピアノもので、イージーリスニング的なものを聴きたいと思って探していた。女房はヒーリング系とか、スピリチュアル系のCDが充実しているのだ。するとGeorge Winstonのアルバムが出てきた。意外かもしれないが、こんなオレだが、George Winstonも聴くのだ。オレはAutumn以外は聴いていなかったので、その見た事も無いアルバムにとても興味を引かれた。ジャケットには「NIGHT DIVIDES THE DAY 」と書いてある。おや? この言葉は? 聞き覚えのあるフレーズだ。これってThe DoorsのBreak on throughの詩の一説じゃないか? そして、そのタイトルには続きがあった。ーTHE MUSIC OF THE DOORS ーと。

 いったいこれはなんなんだ? イージーリスニングのGeorg WinstonがThe Doors? んな訳ないだろうと、早速曲目をながめてみると、どれもこれもオレにはお馴染のThe Doorsの曲名が並んでいるでは無いか! George WinstonのThe Doorsのカバーなんて、嘘だろ!?。

 早速このアルバムのことを女房に話をすると、「え、そのアルバムってThe Doorsのカバーアルバムだったの!」と驚いていた。彼女はそのことを知らずに長年このアルバムを聴いていたのだ。そのことの方がオレには驚き。

 さて、このGeorge Winstonの「Night Divides the Day-Music of the Doors 」、これは2002年の作品。「Autumn」などで名声を博して、やっとやりたい事を遠慮無く作ったアルバムがこれなんだろう。一聴してピーンと来た。ここにはThe Doorsに対するものスゴイ愛情が満ちあふれている。
 George Winstonってイージーリスニングの人だから、ロックなんか聴いていないと思い込んでいたが、彼は熱烈なThe Doorsのファンだと言う事がよくわかる。アメリカではThe Doorsのラストアルバム「LA Woman」が最高傑作だと云われているけど、コアなファンはやはり何と言っても初期の陰鬱な曲が大好き。このアルバムも初期から中期の曲を中心にカバーしている。
 アルバムの曲リストは以下のとおり。

Crystal ship / George Winston
このブログのタイトルの一部はこの曲から取られているのだ

1. Spanish Caravan
2. The Crystal Ship
3. People Are Strange
4. Love Street
5. Love Me Two Times
6. Love Her Madly
7. Wishful, Sinful
8. Light My Fire
9. My Wild Love
10. Summer's Almost Gone
11. I Can't See Your Face In My Mind
12. Riders On the Storm
13. Bird of Prey

 いきなりSpanish Caravanから始まるんだよ、ちょっと奥さん。しかも、あのギターイントロの雰囲気をピアノで正確に再現している。聴いててにんまりしちゃうよこれ。
 タイトルがNight divide the dayを名付けられているのに、その一節が入っている歌「Break on through」はカバーされていないのもちょっと捻くれていて面白い。

Love me two times / George Winston

 どの曲も原曲の面白い所、良い所は忠実に再現していながら、George Winston風にちょっとアレンジしていたり、The Doorsのファンには面白い仕掛けいっぱいある。一番受けたのは、Love me two timesのリードギター部分の再現。あの跳ねるような粘っこいギターをピアノでやっているのには噴き出しちゃったよ。あの、流れるような華麗な、叙情的なピアノを弾くGeorge Winstonがこんなピアノを弾くなんて。きっと録音時はノリノリで引いていたんだろうと言う事が、目に浮かんでくる。

 The Doorsと言えば最大のヒット曲は「Light my fire」なんだけども、6分強の少々長い曲。中盤のキーボードソロが長いんだな。だけども、このカバーは9分もある。いくらテンポを遅くしたからって9分は無いだろうよ。で、聴いて見て納得。Light my fireお終わりから、そのままThe Endに繋がってゆくのだ。遊びが好きだね。やはりこの曲がこのアルバムの一番の聞き所かな。 

Light my fire / George Winston

 このアルバムを聴いていると、ピアノソロなのにも係わらず、歌が聞こえてくる。George WinstonはピアノにThe Doorsの歌を歌わせているのだ。ピアノがJim Morrisonに憑依されているのだ。これをライブでやっていて、Georgeがステージ上でインディアンみたいにグルグルと回り出したり、チンポを出してしまわないかオレは心配だ。The Doorsの音楽には呪術性がある。取り憑かれたら怖いんだよ。

Riders on the storm / George Winston

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# by kararachan | 2018-04-16 17:54 | Trackback | Comments(0)

大村賢司の「春がいっぱい」でも聴いて、気持ちだけは春になるぞ

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 4月ももう半分が過ぎた。それでもまだ雪が日陰の部分には残っている。農家の畑はまだ凍結していて農作業に入れないそうだ。今年は雪が一寸少なかったから、畑の深くまで凍れたようだ。
 今日は4月14日。1年前にこんな文章を書いていた。今年もクドリャフカちゃんの悲劇を思って泪する。こういう犠牲は忘れてはいけないと思う。人間て勝手だよな。


 まだうちの庭にはクロッカスぐらいしか花が咲いていないが、北海道のオホーツクも、もうすぐ春がいっぱいになる。「春がいっぱい」といえば大村憲司さん。YMOのサポートギターで一般にも知られるようになった彼なんだけど、本来はジャズ、フュージョンの世界の人。で、YMOとの交流で生まれたアルバムが「春がいっぱい」。彼本来の音楽性とずいぶんかけ離れた、ポップなロックアルバムに仕上がっている。これが凄く良くて、オレは中学生の頃からの愛聴盤だった。YMOのどのアルバムよりもこのアルバムを聞いているなぁ。

 この「春がいっぱい」は1981年に発表された。当時のオレの周りの連中はみんなYMOに夢中だった。オレなんかもYMOの真似してもみ上げを剃って「テクノカット」になんかしちゃったよ。多分斜里中学で一番最初にテクノカットにしたのがオレだと思う。何でも誰かが先駆けるド阿呆がいないと、物事って普及しないんだよね。その後男子はみんなもみ上げが無い時代がしばらく続く。

 そんなYMOブームのさ中に出されたこのアルバム、次から次へとYMO本体に、メンバーのソロまで出るもんだから、小遣いの少ない中学生にはなかなか大村憲司のアルバムまでは手が回らない。良いアルバムだと聞いてはいたけれども、聞く機会がなかったんだよな。
 そうしたら、小学生の頃から博物館講座なんかで親しくしていた1年先輩の加藤成史さんがそれを持っていて、貸してくれると言う。この時このアルバムを貸してもらえなければ、きっと一生大村憲司さんの音楽は聴く事が無かったかもしれない。いやオレが聞くべき音は、向こうからやって来るだね。

 レコードを貸してくれた加藤成史さんっていう人は、見た目は飄々として全然ガリ勉タイプじゃないんだけど、物凄く勉強のできる人だった。脳の作りがオレとは違うなんて思った初めての人だよ、彼は。彼は当時北海道の最難関、函館ラサール高校に進学して、その後東京の大学を卒業。そしてNHKに就職。今もNHKでアナウンサーをしている。加藤さん元気かな。こんど彼のラジオ番組を聞いてみようと思う。早朝に番組を持っているんだよね。たまには斜里に帰ってくる事が有るんだろうか?40年ぶりに再会したいものだ。


 この「春がいっぱい」というアルバム、YMOのメンバーが全面参加なんで、まさにYMOっぽいテクノばりばりの音なんだけども、何と言ってもジャズ・ギタリストのアルバムです。大村憲司のギターが前面に出てくると、途端に大村賢司の世界になってしまう。このアルバムを初めて聞いた当時は、とてもテクノしていると思ったんだけどね。改めて聞き直すと、とてもポップなロックアルバムだよなこれは。

 アルバム1曲目はインストなんだけど、雰囲気としてリードギターをキーボードに置き換えたらYMOになっちゃうのかな。そんな感じの曲がIntensive Love Course。春っぽい、わくわくする曲で、清水靖晃のサックスが良い。もうYMOファミリーが総出で、寄ってたかって大村賢司のアルバム制作に協力したって感じだな。

Intensive Love Course / 大村憲司
曲に全然関係ないこのねーちゃんが面白くてこれを貼ってしまった

 どの曲もすきなのだが、4曲目のFar East Manは、何だかレイドバックした曲の雰囲気がとても心地良い。大村さんものびのびギターを弾きまくって、そして歌っている。ちっとも上手じゃないのがいいね。
 Andy Summers師匠も1stアルバムで歌声を聞かせているけど、はっきり言って下手。それで懲りたのか、それ以降は歌わなくなってしまったんだけど、その下手さ加減がいい味を出していて、そのアルバム「XYZ」も何度も聞きたくなる作品なんだよね。

Far East Man / 大村憲司

 5曲目のKnife Lifeが一番テクノポップしているかもしれない。初期のUltravoxの様に、エレクトロニクスとロックギターが融合していて、オレにはもう堪らなく好きなサウンドだな。前曲から打って変って曲の緊張感がとても良い。この曲をyoutubeで探したら、でてこなかったよ、残念。


 そんで7曲目のThe Defector。オレはこの曲がこのアルバムのベストだと思う。作曲は髙橋幸宏かぁ。そういわれてみれば、幸宏っぽいメロディーだ。あたまから軽快なシンセサイザーで始るこの曲なんだけど、大村さんのギターのバッキング・ギターも非常に聞き応えがある。丁寧で繊細なギターだよな。ギターの音だけ集中して聞いちゃうよ。ああ、こんなギターが弾けたらって思う。これまたYoutubeには音が見つからない。

 髙橋幸宏のドラムが炸裂する、テクノパンクのInaudibleに間を開けずにMapsに突入するのだが、この曲80年代前半のYMOのツアーでも良く演奏されていたんで、YMOファンにもお馴染の曲だ。これまた幸宏の曲か。もうNew Europeans時代のUltravoxなんか土下座して謝っちゃうような音だよな。テクノとニューウェーブが正面からぶつかってキメラになっちゃったって感じのこの音。それにしても、大村さんのギターがかっこよ過ぎる。神経質に細かくリズムを刻み、曲の緊張を高める、だけども歌は何だか下手で緊張が足りない。その温度差が又良い。
 ギターのカッティングと言えば、渋谷陽一がヘビメタギタリストはGang of fourのギターを聴いて出直してこいなんてラジオで言っていたのを突然思い出した。ちょっと待ってくれよ、Gang of four? あんな下手くそなカッティングは、この大村さんのカッティングを聞いて、修業し直せと言いたいね。これぞカッティングギターのお手本だ。

Maps / 大村憲司
これはYMOのツアーの時のライブ演奏

 Mapsで散々暴れたと思ったら、最後はのんびり「The Prince of Shaba」。それまでの緊張が嘘みたいに、春の桃源郷で花満開の花畑で大村さんがギターを弾きまくっているようなこのインスト曲でアルバムを〆る。深く歪んだギター音のソロが堪らなく良いな。

 そんなわけで春なんで、大村憲司さんのこのアルバムを思い出した。これってやっぱり時代が産んだ1つの奇跡だと思うな。もともと大村さんはジャズ畑の人で、このアルバムの前に発表していたアルバム「Kenji shock」なんか、Los Angeles録音で、サポートミュージシャンはTOTOにLee Ritenour。もろアメリカンフュージョン。なのにその次に作ったアルバムは、YMOのお手伝いをした事から、それまでの芸風と全くかけ離れたポップでロックなアルバムになってしまった。人との偶然の出会いがこのアルバムを産んだ。いや、このアルバムを生み出すために、YMOとの出会いが有ったのかもしれない。

 個別の曲は無くても、アルバム全体が有ったのでリンクを張っておこう。これは80年代の傑作アルバムの1つだ。

春がいっぱい(アルバム全体)/ 大村憲司

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# by kararachan | 2018-04-15 00:49 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

鬱の時には陰鬱な音楽が良い! 同種療法! これぞミュージカル・ホメオパシー

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 家に篭ってわっぱなんかを作る職人じゃないんで、傭われ人のサラリーマンとしては、日々お客さんと連絡をとったり、会わなきゃならない。これが最近非常に辛い。もともと電話恐怖症を持っているので、可能ならお客さんとはメールでやりとりをしている。今日も1件お客さんの所に訪問して打ち合わせしてきたのだが、別に嫌な人じゃないのだが、なるべくそういう事は避けたいものだ。出掛ける前は緊張するし、まるで出撃する兵士のように覚悟を決めて出掛けているのだ。

 これは仕事だけに限った事じゃなくて、人が大勢集っている所なんて、もちろん知っている人でも、それだけで行く気がしない。先日女房が時たま手伝いをしている山奥のパン屋さんが、その場所での営業を終了する事になった。どうせだから花でも届けようかなと思っていたのだが、肝心の女房が寝込んでしまったのを口実に、顔も出さなかった。知っている顔に合い、あれこれ話をするのも嫌なのだ。

 そんな人嫌いモードになってしまった自分を単機能社会不適応者とか、嫌人トン卿と自称している。でも、これって鬱だよな。去年9歳からの付き合いの友達が亡くなった事、最愛のミュージシャンJohn Wetton様が亡くなられた事なんかが、未だにじわじわと効いていると思う。

 さて、こんな陰鬱なオレ様なのだが、こんな鬱な気持ちの時には明るい歌なんか聴きたいと思わない。こんな時こそ、もう深い古井戸の底からプスッ、プスッと水面に浮き上がる瘴気のごとき、淀んでドロドロの音楽こそが何とも心地良い。自分がそんな古井戸の底のヘドロに沈み込んで聴いている気持ちになれる音楽。そういう音楽こそ、こういう時の良い気晴らしになる、とオレは思うのだ。

 同種療法(ホメオパシー)という治療法がある。同種のものが同種のものを直すというもの。日本では西洋の対処療法しか入ってこなかったので、ホメオパシーはニセ医療扱いだが、海外ではちゃんとした医療として定着しているものだ。
 そう、陰々滅々、こんな気分の時こそ、陰々滅々な音楽が、こういう心を癒す事が出来るのだ。ミュージカル・ホメオパシー。明るい歌なんか聴くと、余計に気分がめいってくるぜ。

 という事でこんな鬱の時にぴったり! 大好きな陰々滅々ソングをちょっと集めてみた。


Epitaph / King Crimson
 まずは軽いジャブ。のっけのドラムのおどろおどろしい響きが、もう世紀末。絶望しかない未来を予感させるこの曲。歌詞も、夢も希望も無い未来を歌うGreg Lakeさんの沈み込んだこの声も、もう最高! オレは墓なんかいらないと宣言しているのだが、もしオレに墓なんかつくられたら、そこには「混乱」と書いてもらうのだ。←Crimsonファンならみんな同じ事を言うだろう


There is a light that never goes out / The Smiths
 何ともセンチメンタルなこの曲。浪人時代に暗い部屋に篭ってよく聞いてたな、この曲が入ったアルバム。家には帰りたくない、何故ならそこはオレには関係のない人のもので、オレの家じゃないからだ。君と一緒に死んでしまうんだったら、10tトラックが突っ込んでしまっても幸せなんだ、等々と歌う、典型的な甘ったれの糞野郎ロマンチストの歌。現実見れや! と言いたくなるが、そこはがまん。つらい現実を見たくない人達が逃げ込む桃源郷がThe Smithsだったんだから。


無用の介 / 早川義夫
 シンプルなリズムボックスとピアノだけのこの歌が、なぜかテクノポップに聞こえてしまう。1969年の作品。どこにも行く当ての内無用の介に自分を重ねて聞けば、もう気分は社会不適応者。


髪 / 片桐麻美
 だんだん暗さがましてきましたよ。前にも取り上げたけど、歌う歌歌う歌どれも暗くて、アルバムを10枚ぐらい出したけれどもちっとも売れなくて歌手を廃業しちゃった片桐麻美さん。これは1stアルバムの曲。好きになった人を振り向かせる為に、その人の彼女と同じ髪形にしてしまった女の悲哀。同じ髪形にしたからと言って、彼が振り向いてくれる事なんか無いって分かっているのに。無残にも切り落とされた自分の髪と、惨めな自分の姿を重ねたその心境描写が、もうどん底の心の闇。


The end / The Doors
 もうこれは説明不要だろう。イカレタ男が父を殺し、母親を犯すなんて言う歌詞はもう、まともな人間には書けないね。でも、これが大人気ってことは、みんなイカレタネクラに違いない。それにしても名曲だなこれ。


蜘蛛の糸/ 筋肉少女帯
 筋肉少女帯のこの曲が入っている「レティクル座妄想 」は、もうどれもこれも鬱、鬱、鬱の恐ろしいアルバム。オレはこれが筋少の、大槻ケンヂの才能のピークだと思う。どの曲もすばらしく陰気で、ほんとはBC級戦犯として処刑された士官の遺書の引用が入っている「ワダチ」を選びたかった。イントロからドロドロで、これはもう日本のBlack Sabbathだな。残念ながら「ワダチ」がyoutubeにみつからないので、遽蜘蛛の糸に差し替えた。これまた怨念の歌。この曲をミュージックステーションかなんかで歌ってたんだよな。TVでオンエアーしていいのかこんな呪詛の歌を。


絶望ごっこ / ハルカトミユキ
 このブログでは毎度お馴染のハルカトミユキ。この曲は真っ暗な部屋の中で、膝を抱えて聴くのが相応しい。大学の軽音楽サークルで余ったもの同士でくっついて出来たこのグループ。絶望を歌っているけれども、決して彼女達は絶望していない、力強いネクラパワー。だらかオレは絶対死なないNirvanaと彼女達をあだ名しているのだ


Decade / Joy Division
 Joy Divisionの2ndアルバムはこの曲で終わりを告げる。奇しくもIan Curtisの自殺を予見していたかのような、アルバムラストを飾るこの曲の諦念はなんなんだろうか? まるで冥界の底から届くようなこのIanのボーカル。まるでバンドの終焉、そして自分の人生の終焉を告げるかのようなこの曲でJoy Divisionというバンドは唐突にお割りを迎える。真っ暗な部屋でひざ小僧を抱えながら、この曲を聴いていた高校時代を思い出すよ。


Where did you sleep last night / Nirvana
 Ianに続きこれ又自殺者の曲が続く。初めてこの曲を聴いた時には、なんだか背筋に悪寒が走ったよな。しかもオレはCurtが死んでからこの曲を知ったんだよ。光の差さない松林の中で一晩中オレは震えていると歌われるこの曲。実はCourtney LoveにCurt Cobainは殺された説は本当なんじゃないか? って思わせるのは、偶然にしては出来すぎ? もしその説が本当ならCourtneyに騙されて殺されたCurtが暗い部屋で奮えている様がこの曲に重なってくる。尾崎豊、妻は草加煎餅学会。Courtney Loveも草加煎餅学会。偶然にしては.....おっと、これ以上書くとオレも松林の中で震えなければならないぜ。気をつけようっと。

 とまあ、こんなまとまりの無い事をだらだらと書いていたら、何だか気分が高揚してきた。陰鬱な音楽が陰鬱な気分を癒すのだ。VIVA!単機能社会不適合者!それにしても、オレって暗い歌がつくづく好きなんだなぁと自分でも感心する。そしてあなたも。

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# by kararachan | 2018-04-10 20:40 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

 ああ怖い怖い。あなたも何かに寄生されているかもしれない。いやその寄生しているものがあなたなのかもしれない。

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 3月は何だか仕事が予想以上に忙しくて、このブログもさっぱり更新できなかった。おまけに後半には酷い風邪を引いてしまい、10数年ぶりに38度後半の熱が3日以上続くなんてこともあった。寒気なんかしなかったんで気がつかなかったんだけど、仕事をしていても非常にコワイ。コワクてよく仕事机に突っ伏していたりした。家に帰ってまさかと思って熱を計ると、38.5度。発熱している事に全然気がつかないで、2日ぐらい仕事していたよ。そのまま週末に入って、せっかくの休みはただ寝るだけ。参ったね。

 風邪なんて言うのは体の毒出しだから、こうなりゃいっそ、徹底して出してやれと、ついでに予てからやろうと思って用意していたパラサイト・クレンズを実行してしまった。
 たまたま講読している視力回復のメルマガに、パラサイト・クレンズの事が書かれていて、おもわずそのハーブのサプリメントを購入しちゃったよ。

視力回復、健康に興味があるのなら、カイフさんの視力回復情報のサイトは必見

 このパラサイト・クレンズっていうのは何かと言うと、本来なら腸に居る寄生虫がなんらかの理由で腸から血管に入り込んで、終いには肝臓に寄生してしまう。そうなると、体に数々の不調が現われて、最悪の場合ガンになってしまう事もあるそうだ。その辺りの詳しい経緯は、「ハーブでガンの完全治癒(ハルダ・R. クラーク 著)」(ゲ、オレが買った時は4000円で買えたのに、今じゃ7800円だと!)を見てもらえば良いと思う。かネットで検索して見てくれ。


 この本の主張は、ニガヨモギ、アメリカ黒クルミの皮、クローブの3つのハーブが、その肝臓に居る寄生虫を完全に駆虫して、ガンを治すと言うものだ。この本を読んだ当時、オレも手に入れようと思って探したのだが、黒クルミが手に入らない。ニガヨモギは育てようと思って種を手に入れたのだが発芽しない。といったことで、自分でこの効果を試してみる事ができなかった。

 それから10年経って、思わぬ所、カイフさんのメルマガで再びこの駆虫ハーブに出会ってしまったのだ。しかも、あれこれ苦労しないでも、3種のハーブが調合されたサプリメントが製品化されていると言う。なんて便利なんだろう。
 このパラサイト・クレンズ、別にガン治療の人だけが使うものじゃない。普段から、オーガニックや無農薬の野菜なんかを食べている人はなんらかの虫が寄生していると言う。自覚が無いが、それが悪さをしているのなら、駆虫すれば体調がよくなるというのが、このサプリ。どうやら30種類ぐらいの寄生虫の駆虫に効くらしい。
 使用者のコメントを読んでみたら、「飲んでから3日目ぐらいに、便に白ゴマや、黒ゴマの様なものが出てきた」だの「なんだかヒモ状の変なものが便に付着していた」「長ーいサナダムシが出てきた」と、楽しい事が書いてある。
 そんなに楽しいものなら、やってみなきゃと、オレもワクワクして購入したわけだよ。
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 結果。オレの場合、目が悪くてゴマ状、ヒモ状のものがウンコに混じっているのは確認できなかったが、顕著な変化が表れた。
 長年オレは腸が余り丈夫じゃないので、軟便状のウンコが普通だった。ところが、1週間もこのサプリを飲んでから劇的にウンコの状態が変化した。朝から下痢か? と思うような便意でトイレに行くと、それこそほれぼれするような1本グソが出た。こんなの高校生以来かもしれない。そして何と言っても驚いたのが、御尻の拭き取り。いつもなら、紙を何メートルも使わないとキレイにできないのが、20cmもあれば拭き取れる。それどころか、お尻を拭かなくてもいい日さえあった。あと、いつも腐敗臭のような便臭だったのが、驚くほど臭わなくなったというのもあったなぁ。
 そして、背中や腕にある長年悩まされていた湿疹の半数が、目立たないほどに沈静化している。
 それ以外に、ご飯を食べた後のお茶の時間に、お菓子をついつい食べ過ぎてしまう事があるんだけど、そういう欲求が非常に減少した。あと、犬との散歩の後の疲労感が少なく、体がとっても軽くなった氣がする。

 以上が、オレの駆虫の体験なんだけど、女房もオレの1週間遅れで体験している。女房の場合、3日目ぐらいで白ゴマ・黒ゴマが出てきたそうだ。そしてやっぱり便臭が変わったと。いつまでも切れないような立派なものが出るとも言っていた(彼女の場合、普段から立派なものが出ているそうなので、より立派なものが出たのだろう)。

このパラサイト・クレンズに興味がある人は、このリンク先を見てみると良いだろうよ。

 そんな良い事づくめの駆虫デトックス、もちろん犬にも試している。犬の場合はチンキで食事に混ぜた方が食べやすい。昨日で3日目だったのだが、犬のウンコを毎日じっくりと観察していたら、出た〜〜〜〜。白ゴマ・黒ゴマ状のつぶつぶが、ウンコの表面に。あとぎょう虫状のものが出てこないか、犬のウンコが毎回楽しみで仕方がない。

犬に使っているチンキタイプはこれ。もちろん人間にも使いやすい。

 そんな訳で駆虫デトックスでキレイな体になったにも係わらず、どうもここん所、忙しかったのと、風邪でダウンしていた事もあり、やる気がさっぱり起きない日々が続いている。ブログを書く手もちっとも進まない。ひょっとしたら……。
 今までオレがこの体をコントロールしていたと思っていたのは間違いだったのかもしれない。実はこのブログも、オレじゃなく、オレに寄生していた寄生虫がオレに書かしていたのかもしれない。そうなると、これまで書き散らしていたのは寄生虫の考え。駆虫してしまって、オレは自分の脳みそを便器に流してしまったんじゃないのか、という考えが頭に浮かんできた。
 じゃあ、今のオレっていったい誰なんだ? オレは寄生虫で、寄生虫がオレで、でも駆虫してしまったら、オレは誰なんだよーーー。
 と、奇妙な妄想に囚われて、夜も眠れなくなってしまうのであった。パラサイトが解けて、今度はパラノイド。

Black Sabbath/ Paranoid

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# by kararachan | 2018-04-07 12:15 | 治療 | Trackback | Comments(0)

なんとThe Kinksの初期の8枚が欧米か! じゃないハイレゾ化! 

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 若い頃はオーディオなんか、FM fanの記事なんか一生懸命に読んじゃって、でも予算とにらめっこして、アンプはこれ、CDプレーヤーはこれ、なんていろんなオーディオ機器を組み合わせて、音楽を楽しんでいた。
 でも今では、そんな巨大なオーディオ機器なんか部屋に置いておくと邪魔になるので(正確には邪魔扱いを受けるので)、コンパクトなミニコンに置き換わってしまった。今使っているのはKenwoodのXX-330というとってもコンパクトなオーディオ。

 これを選んだ一つの理由が、ハイレグ....じゃない、ハイレゾ音源を聴く事が出来るから。といっても、もう1年も使っているけども、これまでに1度しかハイレゾ音源なんて再生していない。

 が、なんとThe KinksのPyeレーベル時代の8タイトルが、ハイレゾで配信されていると言う。最初The KinksのMLにそんな投稿が合ったのだが、読み飛ばしてしまっていた。今日Amassの記事を見ていてビックラこいた。こないだMLに出ていたのは、このことだったのかと。


 驚きましたよ。The Kinksなんて、もうロックのクラシックが、最新の音楽フォーマット、ハイレゾで現代に蘇る。もう30年以上聞き込んだこれらの音が、いったいどれほど生々しい響きで、磨きをかけられて再登場したのか気になる所。

 早速おじさんは配信サイトにアクセスしてみましたよ。やはり往年のオーディオマニアとしては、オンキヨーのサイトをまず選んでしまう。なんせ、これでも株主ですから。

 覗いてみてがく然。オレの手元にあるどのCDよりも高いじゃないか。アルバム一枚2469円。全部を買うなんて事は、今の経済事情じゃ不可能。なんせ犬のカーシャの病気で(アジソン病)、毎月最低15000円は薬代に消えてしまうので、こんな贅沢は出来ない。
 これらのアルバムを海外のサイトからダウンロードしたらどうだろうと、調べてみると、なんと1000円近く安く購入できるでは無いか。が、が、が、だ。地域制約がかかっていて日本から買う事が出来ない。なんだこの共産主義経済のようなこの独占は。常日ごろグローバリズムだなんだと言っておきながら、こういう事は保護主義なんだね。国際経済はインチキばかりだ。

 という訳で、これらの音源でオレが選んだのは「Arthur or the Decline and Fall of the British Empire」。オレの結婚式の入場曲に選んだ、Victoriaも入っている、傑作アルバム。60年代のブリティッシュ・ロックの精髄と言っても良いような傑作曲そろいのこのアルバムを、ハイレゾで聴いてみようと思う。

 こんなに沢山のアルバム、いったいどれから聴いたらいいのか分からないという人には、「Arthur or the Decline and Fall of the British Empire」、そして「Lola vs. Powerman and the Moneygoround, Pt. 1」の2枚を特\に推薦しておこうと思う。どちらもアルバムタイトルが長いねー。
 この2枚のアルバムは、コンセプト、曲、歌詞、共に良くできていて、聴けば聴くほど輝きがましてくるすばらしいアルバム。同時代のBeatlesとかみたいに、こけおどしの派手さは無いが、メロディーや曲の出来はどの曲もぴか一。だまされたと思って、聴いてみて欲しい。絶対に損しないから。

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# by kararachan | 2018-04-03 17:33 | 音楽 | Trackback | Comments(0)