ウィスキー、すき〜〜〜っ!(←財津一郎の声で読んでね)

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 連休初日の29日、久しぶりに厚岸まで行ってきた。斜里からだと2時間ちょいのドライブ。厚岸は牡蠣で有名だけれども、云うまでも無く牡蠣を堪能してきたんだけれども、今回はつい数年前に作られたばかりのウィスキーの厚岸蒸留所を見に行くのが目的だった。
 この蒸留所社長は、スコットランドに似ている環境の厚岸なら、良いウイスキーが作れるに違いないと、すごい情熱を持って本当に蒸留所を作ってしまった。初出荷は2019年だそうだ。工場見学ができるかどうか分からなかったけれども、とりあえず何処にあるかだけでも見てこようと、足を伸ばしたのだった。
 工場は厚岸郊外のぎりぎり宅地、ほとんど原野と言って良い開けた場所に建てられている。まだ行った事が無いのだけれど、スコットランドの蒸留所もきっとこんな原野のような所に建てられているに違いない。
 ニッカの余市蒸留所とは違い、まだ製品出荷もしていない純粋な工場なので、いつでも工場見学出来るわけでは無さそうだ。事務所には「現在蒸留作業中。ご用の方はXXXXに電話をおかけ下さい。」と言う張り紙がしてある。仕事の邪魔をするのが目的じゃないので、蒸留所の周りをぐるりと見て回って帰った。

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 実はオレの一番好きなアルコールはウィスキーで、大学時代からずいぶんいろんな銘柄を楽しんでいる。大学時代は給料が入るとちょっと高いバーボンを買って飲んでいたが、15年ぐらい前からスコッチ派にくら替えしてしまった(ブッシュ・レジームのアメリカのイラク侵略に抗議して、それ以降バーボンは買わない事にした)。しかも最近は月にグラス1杯か2杯程度しか飲まないので、なるたけ高い銘柄を買うようにしている。毎日安発泡酒を浴びるように飲むよりも(空き缶回収の日のゴミステーションに、巨大なゴミ袋いっぱいの発泡酒の空き缶を見るたびに、こんな人生の奴隷には成るまいと自戒を込めている)、この方がずっと安上がりだし、肝臓にも負担が少ない。なんといってもオレはウィスキーの味を楽しみたいのだ。酔ってうさを晴らすなんて、足に鎖と重い鉄の玉を付けた人間の死ぬまでの時間つぶし。オレには関係のない話だ。
 

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厚岸といえば牡蠣。漁協直販所で食べた生ガキ。3Lサイズで1コ220円。
ただ殻をむいて食べるだけ。調味料は海水のみ。気分は野蛮人。なんて旨いんだ。


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道の駅のレストランで、カキフライ、牡蠣ステーキ、生ガキの牡蠣尽くしを頂く我が女房。

 それはさておきウィスキーと云えば、忘れられない思い出がひとつある。それは大学一年生の冬休みと年越しの時の事。その時住んでいたのは新小岩の築30年超のボロアパートだった。窓は隙間だらけの木枠の薄いガラス一枚だけのもの。北海道だとその当時の窓は二重窓が当たり前だった。こんな一枚だけの窓でオレは冬を越せるのかと心配だった。暖房は小さな電気ストーブ一つだけ。
 案の定、12月の末にもなると、こんなボロアパートの夜の寒さは半端じゃない。外にいるのとほとんど変わらない寒さ。家の中で吐く息は白い。電気ストーブ程度では、暖気が直ぐに外に抜けるため、何の役にも立たない。
 そこでその冬休み期間、在宅時はほとんど布団の中に潜って生活する事にした。そしてその時にとても役に立ったのがウィスキー。貧乏学生だったので、度数が高くて安い酒が無いかと探してみると、当時ニューズやコブラ、Qと云った安ウィスキーが店頭に並んでいた。それらのウィスキーをちびちびと飲み暖をとりながら、何とかその寒い正月を乗り切った。なんだかウィスキーに救われた気がする。冬山で遭難して、助けに来てくれたセントバーナード犬のウィスキーで命を永らえた登山者なら、この気持ちが分かるかも知れない。
 そんなわけで、オレにとってウィスキーとは正に命の水なのだ。

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by kararachan | 2017-05-01 16:27 | 旨い | Trackback | Comments(0)
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