うらぶれた男女が、場末の飲み屋で「愛の残り火」をデュエット Human League Don't you want me

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 ちょっと前に自分で書いた文章を読み直してみたけど、勢いで書いていることが多くて、イヤー酷いなぁ―、赤面しちゃうね。自分で書いたのに、たまに面白いものも有るんだけども。まあ、それはさておき、これまた記録だから、明らかな誤字脱字以外修正せずにそのままにしておこうと思う。オレは知恵遅れの首相みたいな事はしないのだ。

 テクノポップなんて言葉はもうとっくに死語だよな。オレが中学生の頃に、テクノポップが流行りはじめた。1980年。まだろくにロックのロもろくに知らない時期だったのだが、そのテクノと言う言葉に何だか物凄い未来感を感じた。どんな音楽よりも、ワクワクするものがあったね。機械が奏でる電子音楽。なんて未来っぽいのだ。でも実際には自動演奏なんかほとんどなくて、YMOだって大部分の演奏は手で楽器を弾いていたんだよな。(YMOなんかフュージョンバンドみたいだったよな。今思えば)。
 そんな未来臭プンプンのテクノポップに、オレや同級生は直ぐに夢中にならない訳が無い。テクノポップを聴けば、こんな田舎に居ながらも、時代の最先端にいるような、そんな錯覚を覚えていた。
 ラジオからはそんなテクノポップのヒット曲が次々と流れてくる。Human Leagueの「愛の残り火」もそんな曲のひとつだった。男女の掛け合いの、耳障りの良いポップなメロディー。ノリノリのシンセベースに、シンセサイザーの作る音は未来のポップス。今でもこの曲は大好きで、これを聴くとあの時代のにおいが蘇ってくるな。

Don't you want me / Human League

 そんなHuman Leagueなんだが、つい先日この曲のPVが見たくなってYoutubeで検索してみた訳だ。ライブ映像もずいぶん出てくる。いったい最近の彼らはどうなっているのだろうと思って見つけたのがこのビデオ。見た瞬間に凍りついたね。35年前に輝ける未来の音楽と思って聴いていたこの曲、まさにその同じ曲をその未来にいるオレが聴いてがく然とした。そのPVに映るメンバー達は、まるで場末の飲み屋のホステスと客のようにしか見えなかった。子どもの時に思い描いた未来は場末のスナックだったとは。

Don't you want me / Human League

 以前ある集まりに顔を出し、その流れで参加者のおっさん方とスナックの2次会まで付合う羽目になってしまった。○林署OBのおっさんたち。地元では良く知られている話だけども、○林署の職員てのはろくに働かないって事で有名だった。やれ労働者の地位向上だの、平和だの、憲法9条を護れだの、そんな活動ばかり一生懸命。肝心の大事な本業・山仕事をほっぽって、そういう事ばかり熱心にやっていた税金泥棒達。
 今でもえらそうなことばかり言っている、そんな営○署OBのおっさんと場末のスナックに行った訳だよ。それだけで憂鬱になってくる情景だよな。
 そんでそのオッサン達は、そんなスナックでは何をするのかというと、誰かが歌う昭和歌謡に合わせてチークダンスもどきを、場末のホステスとする。ちょっと嫌な景色だ。と思っているとそのオッサン、年季の入ったおばちゃんホステスの乳を揉みながら踊っているではないか。こんな日本の東端の流刑地みたいな場所の寂れたスナックでは、それが日常風景なんだな。日頃えらそうに立派なことを言っているオッサンは、酔っぱらって老ホステスの乳もみだよ。まったく立派な人達だよ。

 子どもの時に思い描いた遠い未来。科学技術が発達した明るい未来が待っているんだろうか? はたまたBlade Runnerに描かれていたようなデストピアの未来が来るんだろうか? 
 35年後に実際にその思い描いていた遠い未来に、今オレは到達してしまったわけだよ。そこで見たものは、場末のスナックで、老ホステスの乳を揉みながら踊りるおっさん。ピーヒャラ、ピーヒャラ、乳揉むポンポコリンだ。予想もしなかった最悪の未来だなこりゃあ。
 未来の音楽テクノポップ。それが35年経ったら、場末のスナックでデュエットする酔客のようになってしまった「愛の残り火」。
 未来に生きるとは、何とも寂しいものだ。
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by kararachan | 2018-05-17 15:57 | 音楽 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ジョー at 2018-05-20 12:30 x
フィル・オーキー良いね!
デブらず、ボーカルも枯れてない。
ヒューマン・リーグ、デペッシュあたりが本当に楽器の出来ない俺のような小僧に希望を与えたね。
Commented by kararachan at 2018-05-24 22:29
禿げても、デブじゃないのは良いね。
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